ギリシャのシンボルで、アクロポリスの丘に建つ大理石の周柱式神殿。 🔷️高さ14m×幅31m×奥行き70m 古典時代のギリシャ建築の傑作。 荘重なドーリス様式で、女神アテナ=パルテノス[アテネの守護神]を奉る。 パルテノン神殿は、優秀な建築家と工芸家らにより造られ、15年の歳月を費やして紀元前432年に完成した。 ローマ帝国時代には、ビザンチン教会として使用される。 オスマントルコ時代には、イスラム教寺院として使われた。 アテネがペロポネソス同盟に敗れて他国の勢力に脅かされる中で、以前の様な繁栄を取り戻す事はなく、パルテノンやパルテノス像に用いられていた金は次々と取り去られてしまった。 キリスト教時代には教会として、イスラム時代には、モスクとして用いられながら、元の姿を保っていた。 しかし、1687年トルコの火薬庫となっていたパルテノンをベネチア軍の砲弾が命中して、パルテノンは爆発炎上して、大きな被害を受けた。 以後、荒れ放題の時代もある中で、19世紀初頭イギリスのエルギン卿が残っていた、彫刻の殆どをイギリスに持ち去った。 そのコレクションは、現在大英博物館に展示されている。 その後、大がかりな修復作業が行われて、現在に至る。 神殿は、ペルシャ戦争後に建設されたもの。 通例、処女神殿と訳されて、古代ギリシア語では、パルテノスは[若い娘]を意味する。 パルテノンとは、ギリシアの住宅で結婚前の処女が使う為に、とって置かれた部屋の事を意味している。 ユネスコの世界遺産[文化遺産]にも登録されている。 <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
[編集] 無料ホームページ作成は@peps! |