1/2ページ目 「ハァ…ハァ…なあ…この森は…どこまで続くんだ…」 僕ーライアンは今にも倒れそうな声で隣のほうきを持った女性ーガイアに質問してみた。 「私もわからないってさっきから何度も言ってるでしょ!!」 そんな会話をさっきから繰り返していた。 僕達は今ガイアの住む街「ティーハンズ」から今いる森を越え、少し行った所にあるこの大陸で一番大きい街「インフェリア」を目指して歩いていた。 ガイアいわく 「インフェリアなら魔王の情報も手にはいるよきっと〜」 だそうだ。 そう僕の目的は魔王を倒していち早く元の世界に戻ることだ。 そうなのだが… (森を越えるだけでこんなに時間がかかるとは… 考えが甘かったな…魔王を倒すまでどれくらい時間がかかるんだろ… それに魔王なんて倒せるのかよ… まだ普通モンスターも倒したことないのに… あれ? そういえばこの森に入ってから一度もモンスターにあってないぞ。) 僕はガイアに聞いてみることにした 「なあ、ガイア…」 「なに!?何度も言ってるけど私は本当に知らないわよ!!」 「いや、その事じゃなくて… なあガイア、モンスターってこんなに出現しないものなのか?」 「……あなたも気が付いたみたいね…」どうやらガイアも同じ事を考えてたらしい。 「私はこの方角を行くのは初めてだけど確実にモンスターはいるわ。 それにモンスターは鼻が利くから人間を見つけるとすぐに襲いかかってくるんだけど…」 「う〜ん まあ、モンスターに出会うより、出会わない方が早く進めるしいいんじゃない」 僕がそう言うとガイアも 「それもそうね」 と同感してくれた。 (そういえばガイアの言っていた違和感ってこの事なのかな…?) そう考えながらライアンは歩き続けた。 [指定ページを開く] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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