◆精神分析的精神療法◆ 「精神分析的精神療法とは?」 精神分析療法をさらに発展させて、 応用させたもののことを 精神分析的精神療法といいます。 精神分析療法は、 患者さんの無意識を「意識化させる」 ために行う精神療法で、 毎週4回以上、一回当たり50分間 という治療が一般的です。 ------------------------------------ ◆精神分析的精神療法の特徴◆ 精神分析的精神療法は、 精神分析療法を さらに発展させたものですが、 どの点を発展させたのかを紹介します。 精神分析療法では、 週4回以上で、一回当たり50分でしたが、 精神分析的精神療法の治療では、 週1回で、一回当たり30分〜50分 が一般的です。 また、 精神分析療法は仰臥で面接しますが、 精神分析的精神療法では、 イスに座って面接する対面法で行います。 ------------------------------------ ◆家族療法◆ 「家族療法とは?」 1950年代のアメリカから始まって、 1980年代に日本でも始まった治療法です。 家族療法では、 個人ではなく家族を対象とし、 「家族の力」で、 問題を解決していくための治療法です。 家族療法では、精神症状や問題行動は、 個人の周りなどの 関係性から生じていることとして考え、 「誰が悪くて、誰が原因になっている」 ということは考えません。 家族療法は、 そのような過去の原因などに 目を向けるのではなく、 現在や未来に対して、 「どのように問題を解決していくか?」 というところに焦点をおいて、 問題を解決していきます。 ------------------------------------ ◆家族療法の対象となる病気◆ 家族療法の対象となる病気は、 幅広く、限定されません。 過食症、拒食症、境界性人格障害、 対人恐怖症、精神分裂病(統合失調症)、 アルコール依存症、うつ病など様々で、 その他にも… 幅広く適用することが可能です。 ------------------------------------ [先頭ページを開く] [指定ページを開く] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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